人工乳腺には形や手触り、バッグの中身によって様々な種類があります。
呼び名も様々ですが、基本的には1)シリコンバッグ、2)生理食塩水バッグ、3)ハイドロジェルバッグ、4)コヒーシブシリコンバッグ、のように大きく分類することができます。
1)のシリコンバッグはバストアップの歴史の中でも最も古くから使用されている人工乳腺で、バストの自然な柔らかさを再現できるバッグです。
一時、安全性に問題があると指摘され、世界的に使用を禁止した時期もありましたが、現在では安全性に問題が無いことが証明され、再び広く使われるようになりました。
2)の生理食塩水バッグは、ポリウレタンバッグに点滴にも用いられる生理食塩水を流し込んだバッグです。
あらかじめバッグの中が生理食塩水で満たされたものを使うのではなく、バッグを体内に挿入した後で生理食塩水を満たしていきます。
この方法は、バストの大きさを自由に変えることができるという大きなメリットがありますが、バッグのバルブ位置から漏れが生じるといった問題点も指摘されています。
シリコンバッグの使用が禁止されていた時期には、バストアップといえば生理食塩水のバッグが主流でした。
バストの柔らかさではシリコンバッグにかないませんが、万が一流出したときに一番安全なバッグであることから、現在でも人気のある人工乳腺です。
3)のハイドロジェルバッグは、生理食塩水バッグの欠点を補う新しい人工乳腺として登場した当初は非常に注目を集めました。
生理食塩水に高分子ポリマーを加えてジェル状にしたもので、安全性も高く、感触も非常に良いため人気のバッグでしたが、2000年にイギリスがハイドロジェルバッグの使用を禁止したことで、一気に下火になってしまった過去があります。
しかし、イギリスが使用を禁止したのは、安全性に対する問題からではなく、メーカーから提出されたデータの不備が原因といわれています。
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